4冊の棚
平日夜に短く読める本
疲れた日でも、数ページだけ進められる4冊
長い集中力を残していない夜に、短い章や一編から入りやすい本を集めました。読み切ることより、寝る前に少し気分を切り替えられることを優先しています。
読みどき
このタイミングで開きやすい棚と本をまとめています。
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 / 川上 和人
野外調査の笑いから、科学の現場に入る。
鳥の声や移動が気になりはじめる季節に、研究の現場を軽やかに読めます。科学を堅くしすぎず、棚の最後を明るくできます。
夏の庭 : The friends
夏の庭 : The friends / 湯本 香樹実
初夏の光の中で、死を知る入口に立つ一冊。
雨の前の明るさと、子どもの時間が終わる気配が重なる季節に合います。短く読めて、読後の余韻は長く残ります。
日日是好日 : 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
日日是好日 : 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ / 森下 典子
日々の所作を、ゆっくり季節へ戻すエッセイ。
季節の変化を頭で理解するより、手順や感覚で受け取る読み心地があります。忙しさが抜けない初夏に、速度を落とす役割を持たせました。
海の見える理髪店
海の見える理髪店 / 荻原 浩
海の気配と、言い残したことの静かな短編集。
湿度が上がる時期に、長編を抱え込まず一編ずつ読めます。海辺の距離感と人の記憶が、初夏の夕方に合います。